お知らせ

熱海の初夏の風物詩!ジャカランダ&ホタル観賞の夕べ

今年もまた、ジャカランダの季節がやってきました。

南米産の「ジャカランダ」はブドウのような
房状の紫色の花を咲かせ、葉の緑と花の紫が美しい
ノウゼンカズラ科の落葉高木です。

熱海市には、国道135号沿い
「ジャカランダ遊歩道」から「親水公園」の歩道、
および親水公園内にそれぞれ高木と低木があります。

露地植えのジャカランダは繊細で
熱海でも咲く年と咲かない年があるため
例年、この季節は何かと話題になる花です。

幸いにも今年は開花の兆しが届いているようです。

“世界三大花木”のひとつとされる
ジャカランダの和名は「紫雲木 しうんぼく」。
ギリシア語では “愛の花”を意味し、
“花が頭に落ちるとしあわせが訪れる” と言われる縁起花。

熱海では開花のニュースが届く年の6月上旬に
「ジャカランダフェスティバル」が開催されています。
枝を横に広げ、木を覆い尽くすように青紫色の花を咲かせる
華やかなその姿は思わず足をとめて見入ってしまう美しさ。

同じく見頃を迎える「ブーゲンビリア」とともに
期間中はライトアップによる夜のお花見も楽しめます。

また5月下旬から6月にかけては、
当館から歩いて30分程の場所にある「熱海梅園」で
初夏の恒例「ほたる鑑賞の夕べ」も開催されます!

3月に放流されたゲンジボタルの幼虫が、初夏に成虫となり
夏の闇夜をふわふわと舞う姿はまさに幻想的。

ある研究によればホタルの光は20匹くらいで
やっとロウソク1本(1W)と言われる
極めて弱いかすかな光だそうです。

ホタルの発光は求愛行動のひとつで、
夜、光りながら飛んでいるホタルのほとんどはオス。
メスは草や木の葉の中で小さく光りながら
オスのプロポーズをじっと待っています。

羽化したホタルの寿命はわずか1~2週間程度。
現地を訪れる際はスマホやデジカメのフラッシュ、
大声での会話はご遠慮いただき、ホタルを刺激せず
そっと見守ってお楽しみください。

夏の始まりを告げる昼と夜の熱海の風物詩を
今年もお楽しみいただけたら何よりです。

 

画像参照:
あたみニュース(熱海市観光協会公式観光サイト)
(https://www.ataminews.gr.jp/)

 

【ATAMIジャカランダフェスティバル2025】
期間:令和7年6月1日(日)~6月15日(日)
▽詳しくはこちら
https://www.ataminews.gr.jp/event/338

●ジャカランダ遊歩道ライトアップ
ジャカランダ遊歩道にて:期間中毎日18:00~22:00

■2025年のジャカランダ 開花状況はこちら
https://www.ataminews.gr.jp/spot/335/

 

【ほたる観賞の夕べ】
期間:令和7年6月1日(日)~6月8日(日)
場所:熱海梅園
時間:19:00~21:00
入場料:無料
▽詳しくはこちら
https://www.ataminews.gr.jp/event/316

※澤田政廣記念美術館は夜間延長開館(9:00~20:00)